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帰国枠中学入試対策講座

EFFECTスクールでは本年11月より1年間プログラムで現小5を対象に帰国枠中学入試対策講座を開講することになりました。当校は本来、帰国枠入試対策に特化した教室ではなく、あくまでも帰国子女たちが海外で苦労して獲得した英語力を将来につながるように維持し、レベルを上げていくことにより中長期的に国際人育成を目指して参りました。

しかしながら、この度2020年に向けた大学入試改革が打ち出されたことにより、都内の私立中高一貫校でも、今年春だけでも30校を超える中学が英語を活かした入試枠を設置しました。今春中学に入学した1年生以降の子ども達は、皆、改革後の大学入試を受験することになり、従来型の知識偏重の4教科入試だけでは測れない、英語や論理的思考力、文章表現力など幅広い分野で可能性のある生徒を獲得したいという流れは、もはやとどまることなく年々加速していくことでしょう。

帰国時期や英語学習履歴に関わらず、特殊な英語力を持っている子ども達はチャレンジできる中高一貫校が年々増加していくと思われます。そして、その入学試験の内容は従来の帰国子女枠入試と同様のものになるでしょう。学校により様々な特徴や多少の違いはありますが、おおむね大学入試レベルの読解力、エッセイライティング能力、ネイティブ教師によるインタビューに対応できるスピーキング力などが必要となります。帰国時期に関わらず、こうした能力を小6の11月までに仕上げていく最終段階の対策講座として本講座を開講致します。

帰国子女たちの英語力を踏まえて入試での優位性を考えますと中学入試より高校入試、高校入試より大学入試と上位になるほど有利になります。その意味で中学入試だけで勝負をかけるのは必ずしも得策ではないといえます。とはいえ、より良い環境を配慮され中学入試を検討される方が多いのですが、そのためには今までは4教科型の詰め込み教育しか選択肢がありませんでした。しかし、上記のような英語を活用した入試枠が広がることによって、英語と算数、または英語と国語だけで受験できる機会が増えていくことは大変喜ばしいことだと思います。

そうした状況を鑑み、この度「帰国枠中学入試対策講座」を開講することになったのですが、年々、帰国時期に関わらず英語を得意とする生徒も受験可能な入試枠が広がっていきますので、「英語を活かした中学受験入試対策講座」と呼んだ方が良いかもしれませんね。関心がある皆さんはぜひご検討いただければと思います。