未来につながる理想の英語教育

言葉の繋がり

この記事は結婚により退社したロペス愛先生のものです(今井)

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先日中国人の友人から、実は中国で、日本で生まれた漢字の熟語を逆輸入して使っていることを教えてもらいました。まさか漢字の歴史においては到底かなわないと思っていた中国の皆様が日本からの漢字を使っていたとは意外や意外!例えば、『電話』。これは日本が明治時代に西洋の文化から多くを学ぶために、英語の本を訳していた中で生まれた造語だそうです。その友人はその言葉一つとっても、日本人には漢字を組み合わせる素敵なセンスがあると言ってくれて、なんだか日本人であることが誇らしく、嬉しくなってしまいました照。他にも『民衆』『民主主義』など、政治、科学、文明の機器に関する言葉は英語から訳された言葉が多いそうなんです。 そう言えば、英語の歴史においても新しい発明品や、科学分野で発見されたものにはギリシャ語が組み合わされて新しい言葉が作り上げられていました。先ほどの『電話』は英語で“telephone”ですがギリシャ語のtele(far-遠く)+phone(sound, voice-音、声)が組み合わされた造語だったんですね。気づいてみれば、テレビ-television=tele(遠く)+vision(見えるもの)で意味が繋がりますよね!そういえばvisible(目に見える), vision(視力、幻), も見ることに関係がある。。。もしや!と思って”visit”を調べるとやはりvisit=to go/come to see (参照:https://www.etymonline.com/word/visit)ということでした。「訪問する」よりも、「会いに行く」「見に行く」という方がイメージが湧くような気がしますね♪ 言葉は時代や場所を越えて変化し続けていますが、たまには逆転発想で今の自分がいるところから言葉の元をたどりつつ言葉の深みを味わってみるとタイムワープしているような楽しさを経験できるかもしれません(^^) そんな発想で時間があるときにオススメの英語勉強法は「連想ゲーム」!言葉の語源の繋がりがあるものを繋いでいくだけのアクティビティですが、やっているうちに時間を忘れて没頭してしまうこともしばしば笑。 オンラインの語源辞書を使いながらお友達とやってみてください(^^)b Telephone→television→visit→visible→edible→eater→driver→driveway→wagon→vehicle→ Etymology online https://www.etymonline.com iPhoneから送信