未来につながる理想の英語教育

読書記録

「全く読書をしないのですが…どうしたら良いでしょうか?」 都内進学校の中高一貫校に通う中学3年生男子の母親からの質問です。 私も今では「読書目標 年間120冊」と言っておりますが、恥ずかしい話、学生のころはもちろんのこと、20代前半までは全く読書に興味なし。 社会人3年目に海外出張を命じられ、空港での待ち時間、及び長時間フライト用にとたまたま父から渡された書籍(沈まぬ太陽 山崎豊子著)がターニングポイント(飛行機の中で読んだ御巣鷹山編は微妙な感じでしたが…)。そこから山崎豊子全作品をはじめ、経済小説を中心に読書を開始。あるときふと、「月に何冊読んでいるのだろう?」という疑問がわき、簡単は読書記録(日付、書籍タイトル、著者)をつけ始めました。最初の年は月平均3冊。正直もっと読んでいると思っていた私としてはショックでしたね。ただ、この読書記録が第二のターニングポイント。もっとこの読書記録を充実させたいと知らず知らずのうちに月間目標が5冊、7冊、8冊と上がって行き、今では10冊(年間120冊)となりました。 さて、どうすれば読書をするかという話ですが…、 ① 興味のある本に早めに出会う。 これは図書館の利用をお奨めします。書籍も決して安くはないですよね、購入した場合、自身の興味と合わずに面白くなくても、最後まで読まなければもったいない…と思いませんか?それが図書館であれば返却するだけ。今でも私は半分以上図書館で借りております。 ②必ず読書記録をつける。 私はエクセルで記録をつけておりますが、携帯電話、日記帳、なんでも良いと思います。読書数を明確に答えられるようにすると冊数に対する意識が変わります。 「感想も書きましょう」という方もいますが、これは不要かな…、それが面倒で読書をしないということにもなりかねません。 ③良質なブックカバーを使う。 私は父から譲り受けた皮製のブックカバーを5年以上使っておりますが、読書をする行為と併せてそのブックカバーを使うという喜び(自己満足ですが)もございます。 上記3点を伝えたところ、そのお子様も今では月間5冊ほどの読書をしているようです。(とくに高価なブックカバーが役に立っているとのこと、電車の中での優越感が読書を後押ししているとか…。) お試しください。