未来につながる理想の英語教育

無地のノート

中学受験を目指している生徒が多いせいか、教室に早く来て英語以外の勉強をしている生徒が増えましたが、その生徒の多くが「方眼ノート」もしくは「ドット入りノード」を使用していることに驚きました。特に算数で…。 「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」(高橋政史氏著)でも紹介されております通り、方眼ノートはとても効率的ですし、高校生、大学生、社会人には是非ともお奨めしたいノートです。 ちなみに、私も方眼ノートに青ペン(Vコーン:パイロット)を使用しております(笑)。 もちろん、文字をしっかり書けない低学年にも、マス目が明確にわかる方眼もしくはドット入りノートをお奨めします。 しかし、中学受験を控えた5年生及び6年生の算数用ノートにはお奨めできません。 実際のテストでは、面積図、立体、線分図、グラブなど瞬時にきれいに、もちろん定規の使用は禁止ですので、フリーハンドで書かなければいけません。 テスト用紙を想像してください。解答欄(途中式や考え方などを記入するスペース)には方眼はおろか罫線などありません。全く無地のスペースに書かなければいけません。5年生以上は、このトレーニングが必要になります。 そこで、お奨めは「無地のノート」。 一行問題から応用問題まで全てに「無地のノート」を使用して下さい。 最初は文字の大きさがバラバラで汚いノートのように見えますが、3ヶ月もすれば自身で問題ごとに線を引いたり、囲ったりするようになります。また、フリーハンドで書く図形以外にも、筆算の桁をそろえる、小数点の位置、単位などもきれいにキチンを書くことができるようになります。これができるようになるとケアレスミスもかなり減少します。 「小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績が上がる学び方7つのルール」(akira氏著)からの抜粋ですが、算数は1問1点という配点はなく平均5点、偏差値で言うと1.6位。仮に2問分の点数10点アップすると偏差値では3.2ほどあがりますので検討している志望校が変わります。 「無地ノート」是非、お試しください。 尚、算数以外の教科に関しましては、罫線、方眼どのノートを使用いただいても問題はございません。