未来につながる理想の英語教育

「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟

中学受験も終わり、各学校が新入生向けの保護者ガイダンス、制服採寸、教科書販売等が行われておりますね。 塾も新学期がスタートし、もうすでに来年の2月試験に向けて走り出しました。私のところにも新5年生(現4年生)の保護者から、今後の勉強方法、子供との接し方…等々多くの相談がはいってきております。 そんな中、ある保護者から「先生、ここまでする必要がありますでしょうか?」と渡された1冊の本がこれ。 「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方(佐藤亮子 著) 話題となった書籍ですよね。 賛否両論がありますが、受験を控えたお子様がいる保護者は読むべき書籍の1冊だと思います。ただ、子供がまだ小さいとか、中学受験に否定的な方は読まない方が良いでしょう。 さて、この書籍を読んだ保護者からの「ここまですべきか?」という問いに対する私の回答は「この位、中学受験をする保護者は皆さん結構やっていますよ。口に出さないだけですよ。」です。 正直、多少誇張している部分もあるでしょうから100%大賛成とはいかないまでも8割は賛同できますし、現に私も我が子に行ってきましたよ(笑)。 「灘」、「東大理Ⅲ」という学校名が全面に出ているため、ポイントが多少ぶれて伝わる場合もあるかとは思いますが、受験に向けての生活習慣、勉強方法はとても参考になるのではないでしょうか。 私の知っている保護者には、テレビを見る・見ないで議論をする時間が無駄だと、その場でコンセントをハサミで切ったお父さん、Wi-Fiは不要と家の中ではネット環境を持たないお母さん、など普通に存在します。 著者は「靴下をはかせて」朝は起こすようです。なぜならば、寝ている子供が足元が気持ち悪くなり起きるとのこと。「なるほどなぁ」と感心しました。ちなみに私は、足裏マッサージをしながら起こしましたよ。かなり力を入れますので相当痛かったようですが、歩き出すと気持ちよかったと子供からは好評でしたよ(笑)。