未来につながる理想の英語教育

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成功する中間・期末テスト対策

定期テストにおける得点マネージメント能力を中学1年生の段階で定着させておくことが非常に大切であると、毎年セミナーで小学生高学年の保護者の皆様にお話ししております。とりわけ、中学1年生の1学期の中間テスト(5月頃実施)と期末テスト(7月頃実施)、ここで定期試験に対する取り組みのあり方を家族全員で協力して、子ども達に体験させ、その重要性を深く認識させることが重要なのです。 以下、いくつかポイントを記します。 ■自分で計画を立てる 学習計画は英語○時~○時、数学△時~△時などの何時間勉強するといった時間管理よりも、試験範囲を網羅し、試験開始日までに準備を完了するために具体的に何をすべきか教科ごとに計画を立て、自分でやるべき内容を見える化させたものでなければなりません。EFFECTでは「定期試験学習単元管理表」で自主的にこのような計画を立てることができるよう指導しておりますので、必要な方はお申し出ください。 ■家族の協力 「中学生なのだから自分でちゃんと勉強しなさい」ではなく、せめて1年生の1学期の間は定期試験対策2週間前から家族全員で生活を試験対策用に切り替えて、万全の準備ができるよう協力し、励ましていくことが必要です。中1の1年間これを続ければ、2年生からは自分で計画を立てて取り組むようになりますが、定期試験に向けた徹底した準備を習慣化するよう、できれば3年間は家族が協力することが望まれます。家族の理解と協力は、子ども達の心を前向きにし、本当に効果を発揮します。 ■達成感 毎回の定期試験が終了すれば、結果を踏まえて家族で話し合い、感情的にならず、頑張ったところは評価し、至らぬところは反省させ、次回に向けた取り組みを確認していくとよいと思います。必ずしも結果のみを評価するのではなく、試験に向けた子ども達の取り組みを前向きに評価して、毎回向上を目指して取り組めるよう配慮してあげたいところです。 入試や定期試験を通して、子ども達はそれぞれの壁を乗り越えるためにがんばる中で、目標を立てて取り組む計画性や実行力、反省する力や前向きに次の目標を掲げていく姿勢を習得していきます。考えてみれば、またとない教育の好機と言えます。彼らの将来につながる有益な経験となるよう、周囲の家族が配慮、協力することは大いに価値があります。中学2年、3年生からでも決して遅すぎるということはありません。上記のような取り組みをぜひご家庭の習慣としていただければと願っております。